初夏の風物詩として定着しているのが、大石会場を中心に開催される「河口湖ハーブフェスティバル」だ。爽やかな初夏の風が湖面を渡るたび、数万株のラベンダーから漂う甘く清涼な香りが公園全体を満たす。摘み取り体験やハーブ関連のクラフトマーケットが並び、五感すべてで高原の初夏を満喫できる特別な期間となっている。
季節が巡り秋が深まると、公園の主役はもこもことした形状が愛らしいコキアへと交代する。夏の鮮やかなライムグリーンから、秋の深まりとともに少しずつ先端が赤らみ、10月後半には燃え立つようなクリムゾンレッドへと一変する。頂腹に白い雪を戴いた富士山と、紅の絨毯の組み合わせは、日本屈指の秋景として名高い。