下町七夕まつりの熱気をつくり出す最大のエンジンが、かっぱ橋本通りの屋台出店と、唯一無二のロケーションです。一般的なお祭りに見られる画一的なテキ屋の露店だけでなく、通り沿いの精肉店、鮮魚店、老舗居酒屋、町会が軒先で繰り広げる「手作り模擬店」がずらりと並びます。
名物の串焼きや下町風もんじゃコロッケ、冷えた地ビール、地元和菓子店の冷製甘味などが手頃な価格帯で提供され、商店街の店主たちと直接言葉を交わしながら食べ歩きができる点が来訪者から絶大な支持を集めています。
そして、この祭り屈指の見どころとしてSNSを中心に話題を集めているのが、東側(浅草方面)を向いた際に視界へ飛び込んでくる東京スカイツリーの絶景撮影スポットです。約1.2kmにわたる直線の頭上を無数の七夕飾りが覆い尽くし、その奥の中心軸にスカイツリーが堂々とそびえ立つ構図は、ここでしか撮影できません。
夕景から夜間にかけてスカイツリーのライトアップが点灯し、笹飾りの提灯に明かりが灯る19:00〜20:00頃は、撮影目的の愛好家が最も密集する時間帯となります。三脚の使用は歩行者の通行を妨げるため制限される場合が多く、手持ちでのスマートな撮影マナーが求められます。