愛犬の息が荒い?命を救う「呼吸数」の異常サインと自宅測定基準

愛犬の息が荒い?命を救う「呼吸数」の異常サインと自宅測定基準

愛犬の息が荒い?命を救う「呼吸数」の異常サインと自宅測定基準の真相について、最新情報を基に徹底解説します。

呼吸の乱れが引き起こされる背景には、犬の病気・救急医療の現場で最も頻繁に遭遇する重大な疾患が潜んでいる。特にシニア期を迎えた小型犬に多発する僧帽弁閉鎖不全症は、心臓のポンプ機能が低下し、血液が逆流する代表的な心臓病だ。

この心疾患が悪化すると、肺に水分が染み出す肺水腫へと進行し、愛犬は深刻な呼吸困難に陥る。酸素を取り込めなくなった犬は横たわることすら苦痛になり、前足を突っ張って座ったまま息を吸おうとする起坐呼吸(きざこきゅう)を見せることがある。舌や歯茎が紫色や白っぽく変色するチアノーゼが現れた段階では、すでに一分一秒を争う極めて危機的な状態だ。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。