背番号17へのこだわり。そのルーツを辿ると、高校時代やプロ入り初期の巡り合わせに行き着く。花巻東高校時代、大谷はエースナンバー「1」だけでなく、怪我に苦しんだ時期に「17」を背負ってマウンドに立った。逆境を跳ね返し、己の限界を突破した記憶。その原体験が、どこかこの数字と彼を結びつけている。
ロサンゼルス・エンゼルスへの入団時、大谷は空き番の中から迷わず「17」を選択した。かつて日本ハムで背負った「11」とは異なる新たな看板。アナハイムの地で刻んだ二刀流の金字塔は、この番号を世界基準のブランドへと押し上げた。そしてドジャースへ移籍した今、この数字は単なる選択肢ではなく、彼の魂そのものとして定着している。