実際の店舗において、お酒を一切頼まない客はどのような視線に晒されるのでしょうか。SNSの投稿分析や、都内・近郊店舗での現場ヒアリング調査から見えてきたのは、「以前の居酒屋にあった『飲まない人は肩身が狭い』という空気は完全に過去のものになった」という明らかな変化です。
ネット上に寄せられた下戸ユーザーのリアルな声を集約すると、以下のような実態が浮かび上がります。
「烏龍茶が普通にビール用のデカいジョッキで来るから、飲兵衛の友達と乾杯しても全然浮かないのが最高に居心地いい。」(20代男性・会社員)
「夜にファミレス感覚で利用しています。釜飯と貴族焼2皿、ミックスジュースを頼んで1,500円弱。ファミレスのセットを食べるより焼きたてで満足度が高い。」(30代女性・フリーランス)
「お酒が飲めない体質なので、昔は居酒屋に行くと申し訳なさがあったけれど、トリキはタッチパネル注文だから気兼ねなくソフドリを連打できる。店員さんの対応もすごく自然。」(20代女性・学生)
かつての居酒屋にあった「お通し代(席料)」システムがなく、最初からタッチパネルで好きなものを1品単位で注文できる設計が、下戸の心理的ハードルを劇的に下げています。アルコールを飲まなくても売上に貢献できるメニュー設計が確立されているため、店舗側にとってもソフトドリンクユーザーは歓迎すべき大切なお客様として定着しています。