Q1:本格的な出汁を取る時間がない平日は、何を使えば味が決まりますか?
A1:食塩無添加の天然出汁パック、または良質な液体白だしを規定量より少し薄めに使うのがおすすめです。市販の顆粒だしを使う場合でも、少量の酒とみりんを併用することで、化学的な尖った味立ちを抑え、自然な丸みのある味わいに近づけることができます。
Q2:煮魚を作るといつもパサついて硬くなってしまいます。何が原因でしょうか?
A2:主な原因は「加熱時間の長さ」と「煮汁の温度」です。煮魚は弱火でじっくり煮込むのではなく、酒や醤油を合わせた煮汁を強火で沸騰させた中に魚を入れ、落とし蓋をして8〜10分程度で一気に仕上げるのがふっくら仕上げる秘訣です。
Q3:料理の基本である調味料の順番「さしすせそ」は、今でも厳密に守るべきですか?
A3:理にかなっているため、可能な限り意識することをおすすめします。特に「さ(砂糖)」は分子量が大きく食材に浸透するのに時間がかかるのに対し、「せ(醤油)」や「そ(味噌)」は加熱しすぎると香りが揮発してしまいます。砂糖と酒を先に馴染ませ、醤油を中盤から仕上げにかけて投入する順番を守るだけで、煮物の仕上がりは見違えるほど良くなります。