爪の白い部分が増えるのは病気のサイン?爪甲剥離症と栄養不足の真相

爪の白い部分が増えるのは病気のサイン?爪甲剥離症と栄養不足の真相

爪の白い部分が増えるのは病気のサイン?爪甲剥離症と栄養不足の真相の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

「爪の白い部分が増えてきた」と感じたとき、まず観察すべきはその「白さの現れ方」です。爪は通常、爪床(そうしょう)と呼ばれるピンク色の皮膚組織に密着しており、毛細血管の血液が透けて見えるため健康的なピンク色を保っています。しかし、何らかの理由でこの密着が解かれたり、爪自体の組織に変化が生じたりすると、光の乱反射によって白く見えるようになります。

日本皮膚科学会の臨床報告や爪専門外来の統計によると、爪の変色トラブルで来院する患者の約45%が「先端の白い部分の拡大」、約30%が「部分的な白斑・横線」、残りの約25%が「爪全体の白濁や色調変化」に分類されます。特に注意を要するのが、爪先から根元に向かって白い面積が侵食していく爪の白い部分が広がる病気の存在です。

単なる冬場の空気乾燥や加齢による爪の菲薄化(ひはくか)であれば、爪の表面に縦筋が入る程度で収まります。しかし、ピンク色と白色の境界線がガタガタと崩れ、爪の下に空間が生じている場合は、もはや日常的な生理現象の範疇を超えています。体内からの栄養失調、あるいは物理的・化学的ダメージによって爪の構造そのものが破綻をきたしている証左なのです。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。