「意志あるところに道は開ける」はリンカーンの言葉か?真相と使い方を解説

「意志あるところに道は開ける」はリンカーンの言葉か?真相と使い方を解説

「意志あるところに道は開ける」はリンカーンの言葉か?真相と使い方を解説に関する疑問や疑問点を徹底的にまとめました。詳細を読もうことができます。

Q1:リンカーン自身が「自分の言葉ではない」と言った記録はあるのですか?
A1:リンカーンが「これは私の言葉ではない」と言及した記録はありませんが、そもそも彼自身の著作物や公認演説録の原本の中に「Where there's a will, there's a way」というフレーズそのものが主要な発言として記録されているわけではありません。19世紀半ばのアメリカではすでに誰もが知る一般的なことわざとして流通していたため、リンカーンが仮に口にしたとしても、それは自作の名言としてではなく、周知の格言を引用したに過ぎないというのが歴史学的な共通見解です。

Q2:履歴書や職務経歴書に書く際、英語で表記しても失礼にはなりませんか?
A2:失礼には当たりませんが、日本語の「意志あるところに道は開ける」と併記するのがビジネスマナーとして最も無難です。外資系企業やグローバル採用枠であれば「Where there's a will, there's a way.」をそのまま記述しても高い親和性を発揮しますが、単に格好をつけるためだけに英語を使うと、面接でその英語表現に対する解釈を深掘りされた際にボロが出るリスクがあります。

Q3:「意志」と「意思」の漢字はどちらを使うのが正しいですか?
A3:この格言においては「意志」を用いるのが完全に正しい表記です。「意思」は「自分の考え・思い」という静的な思考状態を指す法律用語寄りの言葉(例:意思表示、意思疎通)であるのに対し、「意志」は「目的を達成しようとする積極的で固い決意(volition)」を意味します。「道を開く」ための強固なエネルギーを指しているため、必ず「意志」と表記してください。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。