第二の人生のスタートダッシュは、退職日当日に切るものではありません。充実した日々を過ごしているシニア層の多くは、50代半ばから「お試し行動」を開始しています。定年を迎えてからゼロから趣味や仕事を探そうとしても、気力や体力の低下が足かせになり、腰が重くなりがちです。
早期退職制度を活用して独立や異業種への転職を図る場合も、数年前からの人脈構築やリスキリングが結果を左右します。まずは週末を活用したボランティア活動や副業、地域のワークショップへの参加など、本業以外の「第2、第3の居場所」を50代のうちに小さく作っておくことが、退職後のスムーズな軟着陸を可能にします。