すぱじろうの暖簾をくぐると、まず圧倒されるのが壁一面やメニュー表に並ぶ膨大なバリエーションです。トマトソース、クリーム、ミートソース、オイル系、そして自慢の和風だし仕立てまで多岐にわたりますが、創業以来揺るぎない支持を集めているのが「明太子」と「カルボナーラ」の2大潮流です。
特にすぱじろうの明太子スパゲッティは、粒立ちの良い上質な明太子を惜しみなく使用し、昆布や鰹の効いた和風出汁と特製バターで乳化させた看板の逸品。刻み海苔と大葉の清涼感が濃厚な魚卵の旨味を引き締め、最後の一口まで飽きさせないバランスに仕上がっています。ファンの間でも「迷ったらまずこれを頼むべき」と評される完成度を誇ります。
対をなす洋風の旗手としてすぱじろう カルボナーラも見逃せません。一般的なイタリアントラディショナルとは一線を画し、良質な生クリームとチーズを贅沢に使ったクリーミーなスープ仕立てに近い独自のスタイルです。ベーコンの力強い塩気と粗挽き黒胡椒の刺激がアクセントとなり、スープをパスタに絡めながらスプーンとフォークで豪快に味わうスタイルが支持されています。
メディアの取材データや社内ランキングでも常にトップ争いを繰り広げる両者ですが、常連客の間ですぱじろう おすすめパスタとして名前が挙がる隠れた実力派が「茄子と挽き肉の味噌風味スパゲッティ」や「海老とアボカドのジェノベーゼ」です。洋風のパスタ技法と日本の家庭的な調味料や和素材が高度に融合しており、他チェーンでは味わえない独創的な旨味を体験できます。