BMIが25を超えると、単なる見た目の問題にとどまらず、体内環境の変化にも注意を払う必要があります。内臓脂肪や皮下脂肪が蓄積することで、自覚症状のないまま生活習慣病のリスクが段階的に高まるためです。
具体的には、血圧の上昇、血中脂質(中性脂肪・コレステロール)の乱れ、血糖値を下げるインスリンの効きが悪くなる耐糖能異常などが挙げられます。さらに、153cmという比較的小柄な骨格に対して60kgの負荷がかかることで、膝関節や腰への物理的負担が増大し、慢性的な関節痛を招くリスクも無視できません。
若いうちは基礎代謝の高さでカバーできていても、年齢とともに脂肪は落ちにくくなります。「まだ大丈夫」と先送りにせず、BMIが25を超えた段階で体重管理に舵を切ることが将来の健康寿命を守る鍵です。