「事件が明るみに出た瞬間から、当事者の生活は一変します」――長年、性犯罪や特殊な刑事事件を手がけてきた刑事弁護士はそう語る。
現場で現行犯逮捕された場合、最長で23日間に及ぶ身柄拘束が行われる可能性がある。その間、外部との連絡は制限され、警察や検察による連日の取調べが続く。勤務先への連絡や長期間の無断欠勤によって、退職を余儀なくされるケースも後を絶たない。
弁護士によれば、仮に初犯で略式起訴による罰金刑で済んだとしても、家族や職場に知られたことによる人間関係の破綻、社会的信用の失墜は回復しがたい傷を残す。「軽い気持ちで足を踏み入れた場所が、人生を暗転させる落とし穴になる」と、専門家は口を揃えて警鐘を鳴らす。