食品表示基準における「乾めん類品質表示基準(JAS規格に準拠)」では、機械で製造される乾麺について、麺の太さ(長径・短径)による明確な寸法基準が定められています。日常的に口にしている麺類は、主原料である小麦粉・塩・水がほぼ共通していながら、仕上がりの太さによって商品名が厳格に区分されています。
具体的には、直径1.3mm未満の極細麺が「そうめん(素麺)」に分類され、1.3mm以上1.7mm未満のやや太みのある麺が「ひやむぎ(冷麦)」となります。さらに直径1.7mm以上になると「うどん」に分類され、幅4.5mm以上かつ厚さ2.0mm未満の帯状のものは「きしめん」として規定されます。
栄養成分の観点からカロリーと糖質を比較すると、原材料がいずれも小麦粉と食塩であるため、乾麺100gあたりの熱量は約330〜350kcal前後、糖質は70g前後と大きな数値差はありません。しかし、茹で上がりの水分含有率や麺1本あたりの表面積が異なるため、つゆの絡み具合や胃腸での消化速度、食べた際の満腹感には体感的な差が生じます。