近年の冬のFNS歌謡祭は、2週連続で「第1夜」「第2夜」として放送されるのが定着しています。しかし、画面をよく見ると両者で会場の雰囲気やセットの構造が決定的に異なります。
この会場の使い分けは、番組がターゲットとする視聴者層や演出コンセプトの違いによる戦略的なものです。
【第1夜:グランドプリンスホテル新高輪 飛天の間】
第1夜は伝統の飛天の間から生放送されます。グランドピアノや生オーケストラ、豪華なストリングス隊をバックにした重厚な生演奏、ベテラン歌手同士のコラボレーション、劇団四季や宝塚歌劇団による本格ミュージカル企画など、大人の鑑賞に堪えうる格式高いステージが中心です。
【第2夜:お台場 フジテレビ本社スタジオ/フジテレビ湾岸スタジオ】
対する第2夜は、東京・お台場にある「フジテレビ本社スタジオ」や最新鋭の設備を備えた「フジテレビ湾岸スタジオ」へと舞台を移します。スタジオならではの緻密なカメラワーク、アグレッシブな照明・特効セットをフル活用し、若手人気アイドルグループやダンス&ボーカルグループ、気鋭のロックバンド、アニメソング特集など、エネルギッシュでポップなライブパフォーマンスが展開されます。