どれほど優れたアイテムであっても、制汗剤ロールオンデメリットと副作用を正しく把握していなければ、深刻な肌トラブルを招くことになります。特に毎日のように摩擦と薬剤に晒される脇の皮膚は、まぶたに次いで角質層が薄くデリケートな部位です。
最も警戒すべき副作用は、接触皮膚炎(かぶれ)とそれに伴う色素沈着(黒ずみ)です。アルミニウム化合物による毛穴の閉塞が長期間続くと、汗管周囲に炎症が起き、強い痒みや赤い発疹が生じることがあります。痒みを感じて皮膚を掻きむしってしまうと、メラノサイトが刺激されてメラニン色素が過剰生成され、脇の下全体が茶褐色に変色する原因となります。
また、除毛・脱毛直後の肌への塗布は絶対に避けてください。カミソリによるシェービング後は目に見えない微細な傷が角質層に無数についており、そこへエタノールや制汗成分が染み込むことで激痛や化膿性毛嚢炎を誘発します。除毛後は最低でも24時間〜48時間の間隔を空けてから使用するのが鉄則です。肌が敏感な自覚がある場合は、腕の内側で事前にパッチテストを行い、赤みが出ないか確認する慎重さが求められます。