本拠地である大阪・なんばグランド花月は、平日休日を問わず全国から訪れる立ち見客が出るほどの盛況ぶりを見せている。伝統的な劇場公演が根強い支持を集める一方で、その魅力は日本の枠組みを大きく飛び越え始めた。
MBSテレビでの長年の地上波放送によって関西文化の象徴として定着した新喜劇だが、近年はNetflixなどのグローバルな動画配信プラットフォームを通じて世界中にストリーミング配信されている。言葉の壁を超えた身体表現やずっこけの様式美は、海外のコメディファンからも「日本の伝統的フィジカルコメディ」として高く評価されている。
さらに「吉本新喜劇ワールドツアー」の成功は、言語を超えた笑いのポテンシャルを証明した。アメリカ、アジア、ヨーロッパ各都市での公演でも、あのズッコケや定番ギャグは大歓声で迎えられている。なんばの舞台から世界のアリーナへ。喜劇の可能性はどこまでも広がっている。