大手飲食店情報サイト『食べログ』においても、常にトップクラスのスコアを維持し続けている。しかし、数字の華やかさの裏には、目まぐるしく変化する外食産業の波と戦い続ける職人たちの泥臭い努力が存在する。食材価格の高騰や人手不足が深刻化する業界にあって、手間暇を惜しまない仕込みを愚直に続けるスタイルは稀有だ。
業界団体である日本中華料理協会の関係者も次のように視点を寄せる。「効率化や冷凍食材の導入が進む現代において、伝統的な手仕事と独自のスープを守り抜く姿勢は称賛に値する。日本の町中華ならびに本格中華の質を底上げする象徴的な存在だ」。デジタルの評価システムを超えた場所にある「本物の味」が、舌の肥えた人々を魅了し続けている。