Q1:「諳んじる」と「諳ずる」はどちらが現代日本語として正しいですか?
A1:現代の共通語としては、上一段活用の「諳んじる(そらんじる)」が一般的で標準的です。「諳ずる(あんずる/そらんず)」は古風なサ変動詞の形を残した表現であり、文学的な文章や詩的表現としては誤りではありませんが、ビジネスや日常会話では「諳んじる」を用いるのが自然です。
Q2:「諳んじる」の読み方は「そらんじる」だけですか?「あんじる」とも読みますか?
A2:「あんじる」とも読みます。漢字「諳」の音読みが「アン」であるため、「諳(あん)じる」と読まれることもあります。ただし「案じる(心配する)」との混同を避けるため、声に出して文章を唱える意味では「そらんじる」と訓読みするのが広く一般的です。
Q3:ビジネスで相手を褒めるときに「そらんじる」を使っても失礼になりませんか?
A3:失礼には当たりません。むしろ「〇〇様が資料も見ずに完璧に諳んじていらっしゃる姿に感銘を受けました」など、相手の徹底した準備や高い能力を称賛する品格のある表現として好印象を与えます。