紐キーホルダーの基礎となる編み方は、構造さえ掴んでしまえば決して難しくありません。代表的な4つの結び方の実践手順を解説します。
1. 平編み(コブラ編み・コブラステッチ)のやり方
アウトドア用パラコードクラフトの王道であり、最も堅牢な形状に仕上がる編み方です。
【手順】
① 金具に紐を通して2本の「芯(中心)」を作り、編み紐を左右に分けます(完成長8cmの場合、芯用約40cm、編み用約120cmを用意)。
② 左の紐を芯の上に倒して「アルファベットのDの字」を作ります。
③ 右の紐を左紐の上に重ね、芯の裏側を通してから、左側の輪の下から引き出します。
④ 左右の紐を均等に引っ張り、根元をしっかり引き締めます。
⑤ 次は「右の紐を芯の上に倒す」形からスタートし、左右交互に同じ動作を繰り返していきます。
※常に同じ側から編むと「ねじり編み」になり、交互に編むことでフラットな「平編み」になります。
2. スネークノット(つゆ結び)の結び方
断面が円形になり、蛇の胴体のような美しい立体感が出る結び方です。細身に仕上げたいキーストラップやスマホチャームに適しています。
【手順】
① 1本の紐を二つ折りにし、金具にカウヒッチ(輪に通す留め方)で固定します。
② 左の紐で輪を作り、右の紐の裏側を通します。
③ 右の紐をぐるりと手前に回し、左の紐で作った輪の中に通します。
④ 左右の紐を少しずつ引き締め、結び目を整えます。
⑤ この動作を連続して行うことで、丸い節が連なるスマートなシルエットが完成します。
3. マクラメ編み(平結び&フリンジ仕上げ)
天然素材の質感を活かしたBOHOスタイルや北欧風デザインを作りたいときの基本技法です。
【手順】
① 3本または4本のコットンロープを金具に取り付けます。
② 両端の糸を使って平結びを数段編み込みます。
③ 最後に先端を切りそろえ、クシや金ブラシで丁寧に解きほぐすことで、美しいフリンジ(タッセル状の房)を作り出します。
4. 飾り結び(吉祥結び・アジアンノット)
江戸打ち紐や人絹紐を使用し、幾何学的な文様を描く伝統的な結び方です。中央に菱形や花のような結び目を作ることで、お守り袋のチャームや和装小物のアクセントとして上品な佇まいを演出できます。