中日ドラゴンズと千葉ロッテマリーンズの対戦を語る上で外せないのが、2010年の日本シリーズ「史上最大の下克上」をはじめとする幾多の因縁です。セ・パ交流戦の舞台においても、両チームの激突は常に特別な緊張感を伴ってきました。
対戦舞台となる2大本拠地の特性も、戦術構築に決定的な影響を与えています。
広いグラウンド面積と高いフェンスを誇るバンテリンドーム ナゴヤでは、長打が出にくい分、守備範囲の広さと中継プレーの正確性が重視されます。一方、強い海風が吹き荒れるZOZOマリンスタジアムでは、風速・風向きに応じたフライ処理の判断力や、風に乗せる打撃技術が勝敗の鍵を握ります。本拠地の違いがチームの戦力構成やゲームプランにそのまま反映される点こそ、このカードが野球ファンを惹きつけてやまない理由です。