私立高校への進学で保護者が最も懸念する学費と特待生制度の実態について切り込みます。初年度納付金(入学金、授業料、施設設備費、諸会費等)の総額は概ね約100万〜110万円前後であり、これに加えて制服代、修学旅行積立金、タブレット端末代、スクールバス利用料(年間約10万〜15万円程度)が必要となります。
この経済的負担を大幅に軽減するのが、学力優秀者を対象とした特待生制度です。
- S特待(全額免除):入学金および授業料全額免除。北辰テスト偏差値70以上や特待生入試での最上位合格者が対象。
- A特待(半額免除):授業料の半額相当を免除。北辰テスト偏差値67〜68以上が目安。
- B特待(入学金免除など):入学金の免除または一定額の補助給付。
特待生資格は1年ごとの成績更新審査が設けられているケースが通例であるため、入学後も高い学習意欲を維持し続ける緊張感が求められます。しかし、塾・予備校に過度に依存せず校内の講習・補習体制を活用できる環境を考慮すれば、費用対効果は極めて高い水準にあると評価できます。