投扇興の点数表と役名一覧|源氏物語の最高得点と流派の違いを徹底解説

投扇興の点数表と役名一覧|源氏物語の最高得点と流派の違いを徹底解説

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投扇興の最大の特徴は、扇・蝶・枕の配置パターンごとに『源氏物語』五十四帖や『百人一首』にちなんだ雅やかな「銘(役名)」が付けられている点にあります。日本投扇興保存振興会などが普及を進める「御家流(おいえりゅう)」では、全50種類前後の役が存在し、それぞれ1点から最高100点(流派規定により50点満点の場合もあり)までの配点が割り振られています。

代表的な役名と配点の仕組みは以下の通りです。

  • 須磨(すま/1点):蝶が枕から落ち、扇も床に落ちて両者が離れている最も基本的な形。
  • 花散里(はなちるさと/3点〜5点):蝶が扇の上にふわりと乗った状態。比較的出現頻度が高く、初心者が最初に狙いやすい役です。
  • 明石(あかし/10点〜15点):扇が蝶を覆い隠すようにかぶさった状態。適度な回転と落下のタイミングが揃うことで生まれます。
  • 帚木(ははきぎ/20点〜25点):蝶が扇に挟まれたり、枕と扇の間に絶妙に寄りかかったりする難度の高い形状。
  • 夢浮橋(ゆめのうきはし/50点〜100点):扇が枕の上に水平に乗り、その扇の上にさらに蝶が静止する奇跡的な最高得点役。
  • 桐壺(きりつぼ/最高役):扇が枕に掛かり、蝶がその要や親骨に直立・密着するなど、流派内で最も希少とされる至高の銘。

日本投扇興保存振興会や各保存団体の公式Webサイトでは、これら全役のイラスト付き「投扇興点数表PDF」が公式にダウンロード公開されています。初心者が自宅やイベントで対戦する際は、この点数表を手元に置いて「この形は夕顔(ゆうがお)かな?」「野分(のわき)が入った!」と確認しながら進めるのが一般的な楽しみ方です。

清水 千尋
著者

清水 千尋

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。