どれほど熱心にストレッチを行っても、日中の数千歩に及ぶ歩行動作で誤った負荷をかけ続けていては元も子もありません。大転子と歩き方の癖には強い相関があります。
出っ張りが悪化しやすい人に共通する特徴は以下の3点です。
・ニーイン・トゥーアウト(膝が内側に入り、つま先が外を向く歩行)
・足裏の重心が小指側に偏り、外側の靴底ばかりがすり減る状態
・骨盤を左右に揺らしながら歩くトレンデレンブルグ歩行に類似した癖
改善のポイントは、歩行時に「みぞおちから脚が生えているイメージ」を持ち、着地時にかかとから母指球(親指の付け根)へと滑らかに重心を移動させることです。さらに、後ろ足で地面を蹴り出す際にお尻の筋肉(大臀筋下部)を意識的に使うことで、股関節の内旋を防ぎ、太もも外側への過剰な遠心力を遮断できます。