グランドオリエンタルみなとみらいのブライダルフェアに参加したカップルが最も直面しやすいギャップが、初期見積もりと最終請求額の乖離です。ブライダル業界全体に共通する構造的課題でもありますが、同会場ではその演出クオリティの高さゆえに、ランクアップによる加算額が大きくなる傾向があります。
運営母体である株式会社ブライダルプロデュースは、高いホスピタリティと洗練された空間デザインで知られる大手ブライダル企業です。フェア当日に提示される概算見積もりでは、料理や装花、ドレスの価格設定が「最低保証プラン」や「標準中間ランク」に抑えられていることが少なくありません。
具体的に費用が跳ね上がる主な要因は以下の3点に集約されます。
第一にドレス・タキシードの差額です。プラン内見積もりに計上される衣装代金(約20万〜25万円枠)では選べる点数が限られており、提携サロンで実際に人気のインポートドレスやトレンド衣装を選ぶと、1着あたり35万〜50万円以上に達します。
第二に料理・フリードリンクのグレードアップです。ゲスト満足度に直結する婚礼料理は、初期設定のコース(1名あたり1万3,000円前後)から、スペシャリテを含む満足度の高いコース(1万8,000円〜2万2,000円前後)へ引き上げる新郎新婦が8割を超えます。これだけで70名規模なら35万〜60万円の増額となります。
第三に会場装花と映像・音響演出です。天井高があり開放的なテラスや広々としたバンケットを華やかに彩るためには、基本プランの装花ボリュームでは物足りなく感じることが多く、メインテーブルやゲストテーブルのランクアップで20万〜40万円の追加が発生します。