ネット上の情報では「いつ行ってもスーパーより圧倒的に安い」「午後に行っても残り物が安く買える」といった極端な言説が散見されますが、これには重大な誤解が含まれています。
第一の盲点は、「すべての商品が無条件に底値なわけではない」という点です。例えば、遠隔地から仕入れた加工食品や、地域外のナショナルブランド調味料などは、一般の大手ディスカウントストアとほぼ同等か、場合によっては割高なケースもあります。価格の強みが発揮されるのは、あくまで「地元農家 直売所」から持ち込まれた生鮮品と、近海で揚がった海産物に限定されると知るべきです。
第二の盲点は、「閉店間際の見切り品狙いはリスクが高い」という事実です。一般的なスーパーと異なり、朝市の出店者は残った野菜を地元の加工業者や自前の加工所へ回すルートを持っていることが多く、投げ売りを待つ前に完売・撤収してしまう傾向があります。「遅く行けばさらに安くなる」と期待して午前10時過ぎに向かうと、主要なブースが既に片付けに入っており、空振りで終わるケースが後を絶ちません。