ネット上の掲示板やSNSでは、著名人の少しの体型変化に対して「劣化した」「自己管理ができていない」と短絡的なレッテルが貼られがちです。しかし、解剖学的に見た場合、「単なる中年太り」と「役作りのバルクアップ」には決定的な構造差が存在します。
一般的な中年太りは、加齢に伴う筋肉量の減少(サルコペニア)によって内臓脂肪や皮下脂肪が蓄積し、肩幅が狭くお腹だけが突き出る体型になります。一方、伊藤英明の現在の体型を分析すると、首の付け根にある僧帽筋、肩の三角筋、そして胸板の厚みが著しく発達しています。これは数年単位でバーベルやダンベルを挙げ込み、高負荷をかけ続けた者にしか形成できない肉体構造です。
テレビ画面越しでは顔回りに脂肪がついたように見えても、実際の現場で対面した関係者からは「並外れたオーラと威圧感がある」と評されます。スーツや甲冑を着こなした際の圧倒的なフレームの大きさは、脂肪ではなく筋肉のフレームが拡大している証拠なのです。