小豆島は外周約120kmにおよぶ起伏の多い島であり、観光スポットが各所に点在しているため、マイカーや二輪車を持ち込むメリットは極めて大きいです。しかし、車両積載に関しては厳格なルールが存在します。
乗用車の航送予約は「争奪戦」を覚悟すべき理由
乗用車の車両航送運賃には、通常「運転者1名分のスタンダード旅客運賃」が含まれています。車長4m未満、5m未満といった車両区分によって料金は異なりますが、片道約7,000円〜11,000円程度が相場です。
ここで極めて注意すべきは、ジャンボフェリーの車両甲板には積載台数に限りがある点です。特にトラックなどの物流車両が日常的に利用する航路であるため、一般乗用車の予約枠は週末やゴールデンウィーク、お盆、連休になると瞬く間に満車となります。「当日港に行けば乗れるだろう」という見通しは極めて危険であり、旅行日程が決まり次第、予約受付開始日(通常乗船日の2ヶ月前)に合わせて予約システムを抑えることが不可欠です。
バイク・ロードバイク(自転車)の積載手順
小豆島はツーリングやサイクリングの聖地としても全国的な知名度を誇ります。二輪車の場合、以下のような運用の違いがあります。
- オートバイ(原付〜大型):車両甲板の専用スペースに係員が輪留めとロープで頑丈に固定します。排気量に応じた二輪航送券の購入と事前予約が必要です。
- 自転車(ロードバイク・クロスバイク等):輪行袋に収納して手荷物として持ち込む場合は追加料金不要ですが、解体せずにそのまま船内に押し歩いて積み込む場合は「自転車航送券」が必要です。甲板内に専用のバイクラックが用意されており、愛車を傷つけることなく輸送可能です。
神戸三宮フェリーターミナルへのアクセス動線
マイカーの場合は阪神高速の京橋出口から約3分と至近です。一方、公共交通機関を利用して徒歩乗船する場合、各線三宮駅(ミント神戸バスターミナル)から運行されている神戸フェリーバス(所要時間約6〜8分、運賃大人210円前後)の利用が基本動線となります。出航時刻の約30〜40分前にターミナルに直着するダイヤが組まれているため、電車の乗り継ぎ時間を計算した上でバスターミナルへ向かう必要があります。