たてかべ和也氏は2014年6月18日午後1時49分、急性呼吸器不全のため東京都世田谷区の病院で息を引き取りました。満79歳没(享年80)。所属事務所である『ケンユウオフィス』から公式発表が行われ、アニメ界のみならず社会全体に深い悲しみが広がりました。
報道各社および関係者の証言によると、たてかべ氏は2008年に胃がんの手術を受けており、晩年は病魔と闘いながらの生活を送っていました。しかし、本人は弱音を一切吐かず、声優養成所での講師活動や劇団の舞台演出、後輩声優のマネジメント業務に精力的に取り組み続けました。
後輩の声優仲間が「現場にいらっしゃるときは常に笑顔で、病気の気配など微塵も感じさせなかった」と振り返る通り、生涯にわたってプロの表現者であり続け、最期まで演劇と声優業界の未来を案じていたといいます。