現代サッカーにおいて、体格差はどのようにパフォーマンスへ影響を与えているのか。同じ左利きの司令塔として比較される久保建英や、代表の主軸選手、さらには欧州トップ基準との数値を整理した比較表が以下となります。
日本代表で右サイドのポジションを争う久保建英との比較は興味深い事実を示しています。公式データ上、身長は久保建英が173cm、堂安律が172cmと、久保の方が約1cm高い設計になっています。代表戦の整列時やツーショット写真を見ても、頭頂部のラインはほぼ同等か久保がわずかに高く見えます。
しかし、両者がピッチ上で放つ存在感は対照的です。久保建英が「相手に触れさせないアジリティ」を武器とするのに対し、堂安律は「相手と自らぶつかり合ってボールを守るパワー」を武器とします。このスタイルの違いが、体重差(約4〜5kgの堂安優位)と筋肉の厚みに直結しており、久保より小柄に見えながらも屈強に映るという堂安律の特異な立ち位置を形成しています。