鋭い視点で権力の深層に迫る政治ジャーナリズムは、表舞台に立つ政治家だけでなく、その背景に蠢く「黒幕」たちの動向を注視している。また、官僚機構や企業首脳、シンクタンクなどが絡み合う政治・行政インダストリーの領域でも、誰が本当の意思決定権を握っているのかを見極めることがビジネスや政策立案の至上命令となっている。
麻生氏の後ろでタクトを振るい、次期の政権構想を実質的にデザインしているのは誰なのか。表面的な役職名やメディア露出の多さだけでは測れない「真の黒幕」の正体が、過熱する取材戦線の中で浮かび上がりつつある。政策決定のプロセスを裏で操る権力者のプロファイルが、いま明白になりつつあるのだ。