Q1:豚バラ肉ではなく豚肩ロースやモモ肉でも同じレシピで作れますか?
A1:豚肩ロース肉であれば同様の手順で美味しく仕上がりますが、脂質が少ない分、本煮込み時間を10分ほど短縮することをおすすめします。一方、豚モモ肉は結合組織が少なく水分が抜けやすいため、長時間煮込むとパサつきが目立ちやすくなります。角煮特有のトロトロ感を求める場合は、豚バラブロックまたは脂身の適度に入った豚肩ロースブロックをお選びください。
Q2:下茹で(油抜き)の工程を省くとどうなりますか?
A2:下茹でを省略すると、大量に溶け出した豚の未精製ラードが調味液全体に充満し、非常にギトギトとした脂っこい仕上がりになります。また、アクによる臭みが肉に戻ってしまい、赤身の繊維も急激な塩分濃度で硬化しやすくなるため、下茹で工程は必ず実施してください。
Q3:角煮の煮汁が余ってしまった場合、おすすめの再利用法はありますか?
A3:豚肉と生姜、ネギの旨味が凝縮された煮汁は極上の出汁ベースになります。表面の固まった白ラードを取り除いた後、ゆで卵を漬け込んで「絶品味付け煮卵」にするか、炊き込みご飯の水加減として利用する、あるいは大根や厚揚げの煮物への再利用が非常に美味しくおすすめです。
Q4:フッ素コート内鍋と旧型のステンレス内鍋で仕上がりに違いは出ますか?
A4:煮込みの熱伝導や肉の柔らかさ自体に大きな差はありません。ただし、フッ素コート内鍋の方が調味液のこびりつきが少なく、冷却後のラード洗浄や後片付けが圧倒的にスムーズに行えます。ステンレス内鍋をご使用の場合は、下茹で後のアクの付着をしっかり洗い流してから本煮込みに進んでください。