三温糖と砂糖の違いとは?茶色い理由と体に良い説の真相を徹底比較に関する気になる情報を初心者にも親しみやすくまとめました。今すぐチェックことができます。
「それでも微量なミネラルが含まれているはずだ」という疑問に対し、文部科学省が公表している『日本食品標準成分表』の公的数値をもとに、上白糖、グラニュー糖、三温糖、さらには自然派砂糖として人気のきび砂糖や黒糖の栄養成分を徹底比較します。
砂糖の種類エネルギー(100g中)ショ糖の割合(純度)カルシウム / カリウム製法と本質的な特徴上白糖391 kcal約 97.8 %1 mg / 2 mg転化糖を添加。しっとりして溶けやすく、オールマイティ。グラニュー糖394 kcal約 99.9 %0 mg / 0 mg結晶純度が最も高い。クセがなく雑味のないストレートな甘み。三温糖390 kcal約 95.8 %6 mg / 13 mg糖液の加熱濃縮によるカラメル風味。コクが強い精製糖。きび砂糖396 kcal約 89.0 %15 mg / 140 mg精製途中の糖蜜を残す。まろやかな風味と適度なミネラル。黒糖(黒砂糖)356 kcal約 80.0 %240 mg / 1100 mg糖蜜を分離しない「含蜜糖」。原料本来の濃厚な風味と高いミネラル。
データを見れば一目瞭然です。上白糖と三温糖の100gあたりのカロリー差はわずか1 kcal。カリウムの差も100gあたり11mg程度です。成人の1日あたりのカリウム目標摂取量が2000〜3000mg以上であることを考えると、料理に大さじ1〜2杯(約9〜18g)使う程度の三温糖から得られる微量元素は、栄養学的にほぼ有意差のない数値です。
もしミネラル補給や未精製原料の恩恵を本気で追求したいのであれば、選択肢となるのは三温糖ではなく、糖蜜を完全に残して固める「黒糖」や、精製工程を途中で止めて蜜分を適度に残した「きび砂糖」です。三温糖の栄養価を過大評価することは、科学的見地から見ても得策ではありません。