「低ランク妖怪だから進化させたら二度と使わない」と切り捨てるのは早計です。バトルシステムおよび育成要素を突き詰めるプレイヤーの間では、しゃれこ婦人の基礎構造と「魂へんげ」による副産物に根強い支持が集まっています。
ブキミー族しゃれこ婦人のステータスは、Eランク相応の控えめなHPと攻撃力であるものの、妖術に「水流の術」を持ち、必殺技「骨抜きパーティ」やとりつき「しゃれこませる」によって相手の行動を縛るサポーター型の配分となっています。ブキミー族の陣形ボーナス(とりつき成功率アップ)の頭数としても機能します。
さらに注目すべきは、正天寺の魂へんげによって精製されるしゃれこ婦人の魂の効果です。この魂は装備妖怪のサポート性能を引き上げ、対戦環境における相手の妖気妨害やデバフ戦術において独自の役割を持ちます。特に公式通信対戦の制限ルール(ランク縛りマッチなど)において、相手のテンポを狂わせるピンポイントメタとして採用されるケースが存在します。単なる図鑑埋めの対象にとどまらず、ゲームシステムを深く掘り下げるほどに味わいが出る職人好みの妖怪と言えます。