寝ても疲れが取れない病気の真相|潜むリスクと正しい受診科ガイド

寝ても疲れが取れない病気の真相|潜むリスクと正しい受診科ガイド

寝ても疲れが取れない病気の真相|潜むリスクと正しい受診科ガイドにまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

Q1:健康診断の血液検査で「異常なし」と言われましたが、それでも体がだるいです。どうすればいいですか?
A1:一般的な健康診断の血液項目には、潜在性鉄欠乏を測る「血清フェリチン」や、内分泌異常を調べる「甲状腺刺激ホルモン(TSH)」が含まれていないケースが大半です。貧血や甲状腺疾患が完全に見逃されている可能性があるため、内科や総合診療科を受診し、「慢性の倦怠感があるため、フェリチンや甲状腺ホルモンを含めた詳細な精査を希望する」と明確に伝えてください。

Q2:市販の鉄分サプリメントを飲めば、倦怠感は良くなりますか?
A2:自己判断での過剰摂取は避けてください。鉄欠乏性貧血ではなく、逆に鉄過剰症や肝疾患を患っていた場合、サプリメントの摂取が内臓障害を悪化させる危険性があります。まずは血液検査で体内の貯蔵鉄(フェリチン)数値を測定し、医師の診断に基づいて適切な処方薬(鉄剤)を受けるのが原則です。

Q3:心療内科と一般内科、どちらに先に行くべきでしょうか?
A3:原則として「一般内科」が先です。精神的な落ち込みがあっても、その原因が甲状腺疾患や電解質異常、重度の貧血といった身体的疾患であるケースは珍しくありません。身体の器質的疾患を血液検査や画像診断で完全に除外した上で、メンタル面のケアへ移行することが誤診を防ぐ鉄則です。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。