日本で広く定着している「5文型」のルーツをたどると、19世紀末のイギリスの文法学者C.T.オニオンズの分類に行き着く。Oxford University Pressなどの世界的学術出版が発行する現代の文法コーパスでも、このクラシカルな分類法は依然として初学者の強力な羅針盤として機能している。
ただし、近年は単なる5パターンの暗記から脱却し、意味論と文型をシームレスに結びつける語学教育へと舵が切られている。英文法を静止したルールブックではなく、生きたコミュニケーションの設計図として捉え直す動きが主流になりつつあるのだ。