女子駅伝の全5区間・21.0975kmの中で、通過順位はめまぐるしく入れ替わった。1区でのタスキリレー時点ではわずか数秒差にひしめいていたトップ集団だったが、2区での留学生やスピードランナーの投入によって一気に差が広がった。
続く3区と4区では、追う側の名門校がじわじわとタイム差を詰め、中継所でのタスキの受け渡しは一瞬の油断も許されない緊迫感に包まれた。トップが交代するたびにスタンドがどよめき、各校の応援席からは悲鳴と歓声が交互に上がる。最終的に5区にタスキが渡った時点で上位陣の差は僅差であり、通過順位の数字以上に現場の空気はピンと張り詰めていた。