では、粘膜に優しく最も効果的な濃度とはどのくらいでしょうか。人間の体液や血液の浸透圧とほぼ等しい「0.9%」の濃度を持つ生理食塩水を作成するのが正解です。家庭で正確に作るための黄金比率は、500mlのぬるま湯に対して食塩4.5g(小さじ1杯弱)です。
使用する水は一度沸騰させて冷ましたぬるま湯(30〜40度前後)が最適です。冷たすぎる水や熱湯は患部への物理的刺激となり、血管の収縮や過度な拡張を引き起こして痛みが増強します。また、使用する塩は添加物の少ない精製塩を選び、しっかり溶かし切ることが重要です。作り置きは雑菌繁殖の原因となるため、その日のうちに使い切るか、使うたびに新鮮なものを用意しましょう。