JUDY AND MARYが残した楽曲群は、30年以上が経過した現代の耳で聴いても全く古さを感じさせません。オリコンチャートを席巻した数々の名曲の中でも、特に象徴的なナンバーを振り返ります。
1995年にリリースされた『Over Drive』は、トヨタ・カローラのCMソングとして大ヒットを記録し、バンドの知名度を一気に全国区へと押し上げました。爽快なギターリフと疾走感あふれるボーカルは、ジュディマリの代名詞として愛され続けています。
そして1996年、フジテレビ系アニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の初代オープニングテーマとして起用された『そばかす』は、シングルとしてバンド初となる100万枚(ミリオンセラー)を突破。アニメのタイアップでありながら、あえて作品の世界観に迎合しすぎず、バンド独自のポップパンク精神を前面に押し出したアプローチは、現在のアニソンタイアップの先駆けとなりました。
アルバム作品においては、1997年リリースの『THE POWER SOURCE』が累計売上約270万枚を記録し、邦楽ロックアルバムの歴史にその名を刻みました。さらに、ラストアルバムとなった『WARP』では、実験的なサウンドコラージュや変拍子、感情をむき出しにしたメロディが詰め込まれ、バンドの最高到達点として今も多くのミュージシャンからジュディ・アンド・マリーの名盤アルバムとして高く評価されています。