神殿の直下に座す彼の起源は、単なる一匹の白猫ではない。天界の序列において地球の神に次ぐ神聖な地位を与えられた武術の師であり、かつては若き日の亀仙人武天老師を3年かけて鍛え上げた伝説を持つ。神様との直接的な通信手段や神殿への立ち入り資格を有する数少ない存在であり、地球の危機に際しては常に最後の砦として精神的支柱の役割を担ってきた。
彼の手によって育てられる「仙豆」は、1粒口に含むだけで10日間の飢餓を凌ぎ、瀕死の重傷すら一瞬で全快させる奇跡の霊薬だ。しかし、この仙豆の供給量は時代が進むにつれて激減していく。栽培に極めて高度な気配りと膨大な年月を要するためであり、無尽蔵の回復アイテムではなく、戦局を左右する戦略物資として位置づけられた。戦闘員たちのインフレーションが加速する中で、仙豆がもたらす「死の淵からの復活によるサイヤ人の戦闘力爆発」は、幾度となく絶望的な力関係を覆す契機となったのである。