ラインナップにおける役割分担は実に明快だ。前衛特化型のジオブレイク 50Vは操作性と反発性能に優れ、ネット際での迅速なラケットワークを可能にする。一方、後衛特化型のジオブレイク 50Sは、ストローク時のタメを作りやすく、コート深くまで伸びる高回転のドライブボールを打ち出しやすい。
これら専門モデルに対し、ジオブレイク 50VSは両者の美点を絶妙なバランスで融合している。全長690mmという標準的なスペックに、全方向へ均等に威力を発揮するフレーム形状を採用。前衛・後衛の固定概念にとらわれず、展開に応じて柔軟に立ち回りたくなる。そんな自由度を求めるテニスラケットユーザーには、真っ先に試してほしい存在だ。