華々しい活躍の陰で、大瀬良のプロ生活は怪我との戦いの連続でもありました。2020年の右肘関節鏡視下手術、さらに2023年オフに受けた右肘のクリーニング手術など、幾度となくメスを入れる決断を迫られてきました。投球フォームの乱れや球速低下に悩まされた時期もありましたが、過酷なリハビリ期間を妥協なきトレーニングで乗り切りました。
復帰後は、最速153km/hを誇った威力あるストレートの質を保ちつつ、小さく鋭く曲がるカットボール、打者の手元で沈むフォーク、緩急をつけるカーブを織り交ぜる投球へとシフト。力任せではなく球威とコントロールを高い次元で両立させる投球術を確立し、怪我前を上回る奪三振率と被打率の低さを実現しています。