「終了しました」英語の使い分け|ビジネスメールから受付まで徹底解説

「終了しました」英語の使い分け|ビジネスメールから受付まで徹底解説

「終了しました」英語の使い分け|ビジネスメールから受付まで徹底解説の基本情報から最新動向までを徹底的にカバーしました。

大手外資系IT企業や海外展開を進めるスタートアップの最前線を取材すると、日本語直訳による「終了」の伝達ミスがいかに日常的な摩擦を生んでいるかが浮き彫りになります。

都内の越境EC支援企業でカスタマーサポート責任者を務める担当者は、現場の取材に対して次のような苦い経験を打ち明けます。
「かつて在庫限りで廃番となった商品に『Sale finished』と記載したところ、海外ユーザーから『セールが終わっただけで通常価格の在庫はあるのか』『いつ再開するのか』という督促メールが殺到しました。本来意図していた販売終了の英語は『Discontinued(取り扱い打ち切り)』だったわけです。言葉ひとつの不一致で、サポートチームの工数が何十時間も奪われました」

SNSや知恵袋などのQ&Aプラットフォームでも、採用関連の募集終了の英語表現やイベントの申し込み終了の英語を巡る相談が後を絶ちません。多くの日本人担当者が「Recruitment is finished」と打ってしまい、ネイティブの同僚から「これでは『採用プロセスの試験がすべて片付いた』ように読め、応募受付が閉じたのかどうか判然としない」と指摘されるケースが散見されます。

マーケティング施策におけるキャンペーン終了の英語例文としても、「The offer is ended」という受動態もどきの不自然な構文がWeb上に氾濫しています。現地の広告審査や規約チェックでは、「This promotional offer has ended」もしくは「Offer ended」という完了形または名詞句表記へのリライトが推奨されるのが通例です。さらに企業の命運を分けるサービス終了のお知らせの英語リリースに至っては、「End of Support (EOS)」や「Termination of Service」という国際規格的な法律用語を用いなければ、利用規約上の法的な疑義が生じるリスクさえ潜んでいます。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。