北海きたえーるの日常を象徴するのが、B.LEAGUEに所属するプロバスケットボールチーム「レバンガ北海道」の存在です。当センターは長年にわたりレバンガ北海道ホームアリーナとして機能し、幾多の名勝負とドラマの舞台となってきました。
バスケットボール開催時のアリーナは、コンサートとは一変した独自の空間設計が施されます。センターコートを四方から囲むように可動式スタンドとコートサイド席(プレミアム席)が配置され、最も近い座席では選手たちの激しい息遣いやシューズがフロアをグリップするスキール音、ベンチの指示出しの声までもが生々しく鼓膜を揺らします。
地元札幌在住でシーズンチケットホルダーの熱烈なファン(40代男性)は、現場の空気感を次のように語ります。
「真駒内セキスイハイムアイスアリーナやプレミストドーム(旧札幌ドーム)でも試合を観たことがありますが、アリーナの一体感という点では北海きたえーるが群を抜いています。天井の道産木材の温もりと緑を基調とした客席が、レバンガのチームカラーと調和して独特のホーム感を生み出している。特に第4クォーターの勝負どころで会場全体が巻き起こすクラップ(手拍子)の反響音は、相手チームに強烈なプレッシャーを与えるほどの迫力です」
また、指定管理者である公益財団法人北海道スポーツ協会の綿密な管理運営により、館内の清掃美化やバリアフリー設備(車椅子観覧スペース、多目的トイレ、エレベーター動線)の整備水準も極めて高く評価されています。スポーツ庁や建築関連学会からも「環境配慮型スポーツコンプレックス」の先駆的事例として高い評価を獲得し続けています。