道の駅あさひかわは、2000年(平成12年)8月に北海道内66番目の道の駅として登録されました。北海道内の道の駅の多くが郊外の幹線道路沿いや過疎地域の振興を主目的として整備されるなか、本施設は最初から「都市型インフォメーション拠点」としての明確なアイデンティティを持っています。
最大の特徴は、その卓越したアクセス性にあります。旭川市神楽4条6丁目に位置し、JR旭川駅南口からクリスタル橋を経由すれば自動車で5分足らずで到着します。周辺には郷土博物館を併設する「大雪クリスタルホール」、大規模スポーツ・展示催事が行われる「大雪アリーナ」、さらには作家・三浦綾子の代表作『氷点』の舞台として知られる外国樹種見本林や三浦綾子記念文学館が徒歩圏に広がっています。
つまり、長距離ドライブの途中で単にトイレ休憩に立ち寄る場所ではなく、旭川の歴史・文化・食に一気に触れられる「文化観光複合ゾーン」の中核を担っている点が、リピーターを惹きつけてやまない決定的な構造要因です。旭川観光ボランティア協議会による対面案内デスクが整備されていることも、旅慣れた観光客から高く評価される理由のひとつといえます。