Q1:スズメが庭で幼虫をくわえたままじっとしているのはなぜですか?
A1:周囲にカラスや猫、人間などの天敵がいないかを警戒しています。巣の場所を外敵に悟られないよう、安全を確認してから一直線に巣へと飛び立つ習性があるためです。また、生きた幼虫がヒナの喉を傷つけないよう、くわえ直して頭部を潰しているケースもあります。
Q2:落ちているスズメのヒナを見つけました。アオムシを捕まえて食べさせても良いですか?
A2:野生鳥獣保護の観点から、原則として連れ帰らず、近くの木の枝など安全な高所に戻して親鳥の捜索を待つのが鉄則です。どうしても緊急保護が必要な場合でも、素人が捕まえた幼虫には寄生虫のリスクがあり、弱ったヒナに無理やり給餌すると誤嚥(ごえん)窒息死を招くため、直ちに地域の野生鳥獣担当窓口や専門の獣医師に相談してください。
Q3:スズメはテントウムシの幼虫や成虫も食べますか?
A3:テントウムシ類は襲われると苦味のある黄色い分泌液(アルカロイド毒)を出すため、スズメを含む多くの野鳥は学習によって捕食を避けます。スズメが好むのは、毒や強い苦味を持たない無毒なチョウ目(ガやチョウ)の幼虫が中心です。