株式会社レベルファイブの代表取締役社長である日野晃博氏の手腕は、本作におけるゲーム設計の随所に色濃く反映されている。数々のヒット作を世に送り出してきた同社だが、日常の裏側に潜む妖怪たちの存在という親しみやすいテーマを、王道のロールプレイングゲームとして再構築した発想力は極めて秀逸であった。
マスコット的存在であるジバニャンをはじめ、個性的で愛らしい妖怪たちが織りなす世界観は、子供だけでなく大人のゲーマーの心も掴んだ。日常のユーモアと熱いバトル展開の絶妙なバランスこそが、ブランドを長年にわたり支え続ける原動力となっている。