「引っ越しまであと3日しかない」「収集日を待っていたら間に合わない」「まとめて20個以上の粗大ごみを一度に捨てたい」——そんな緊急事態や大量処分で圧倒的な強みを発揮するのが、各区の環境事業所を経由した処理施設への「自己搬入(直接持ち込み)」だ。
直接持ち込み最大のメリットは、何と言ってもその圧倒的な安さにある。通常の個別収集では1点ごとに数百円〜1,500円の手数料がかかるが、持ち込み処理の場合は重量課金制が適用される。2026年現在の基準でも、10キログラムあたり200円前後という格安設定だ。タンスやソファー、大量の衣類などを車いっぱいに積んで持ち込んでも、戸別収集の半額から3分の1以下の費用で済むケースが珍しくない。
搬入の流れは非常に合理的だ。まずお住まいの区を管轄する「環境事業所」へ車で向かい、事前の事前受付・本人確認とごみの内容チェックを受ける。その後、指示された愛知工場や港工場などの破砕処理施設・焼却施設へ移動し、車ごと計量器に乗ってごみを降ろす。手続きから精算まで即日で完了するため、急ぎの場面ではこれ以上に心強い選択肢はない。