公式パンフレットやインターネットの口コミ掲示板、卒業生の手記などから見えてくるのは、生徒の学習意欲や置かれた状況によって評価が二極化しているという事実です。
肯定的・満足度の高い声として多く挙げられるのは、「プレッシャーから解放された」「自分の夢に時間を使えた」という証言です。
「中学校時代に起立性調節障害で朝起きられず、全日制高校への進学を諦めかけていました。鹿島朝日高校の週1日通学コースを選んだことで、体調と相談しながら無理なく勉強を進められ、無事に卒業できました」(卒業生の手記より)
「プログラミングの専門スクールと並行して高校生活を送るために鹿島朝日の通信コースを選択。無駄な拘束時間が一切なく、資格取得と大学受験の勉強に全力を注げたのが最大のメリットでした」(現役進学者の声)
一方で、慎重な検討を促す口コミや後悔の声も存在します。
「先生から手取り足取り『勉強しなさい』と言われる環境ではないため、自分から動かないとあっという間にレポート提出期限が迫って焦ることになります。友達作りも、イベントやサークルに自分から参加しないと難しい面があります」(在校生口コミ)
「自宅近くの提携キャンパスを選びましたが、ビルの一室で想像していた『高校の校舎』とは全く雰囲気が違いました。通う前に必ず見学して、自習スペースの広さや先生との距離感を確認すべきでした」(保護者の声)
現場の声から明らかなのは、「手厚い生活指導と充実したキャンパスライフ」を全日制と同じ感覚で期待してしまうとギャップが生じやすいという点です。主体的に時間を使える生徒にとっては極めて快適な環境となる一方、受動的な姿勢のままだと孤立感を抱きやすい構造があります。