Q1:ウイルス性胃腸炎の時、お腹が空かないなら何日くらい絶食しても大丈夫ですか?
A1:適切な水分と電解質(経口補水液など)が摂取できているのであれば、成人の場合は丸1日〜2日程度固形物を口にしなくても生命維持に深刻な影響はありません。無理に固形物を食べるよりも、胃腸粘膜を休ませる方が結果として早い回復につながります。ただし、水分すら摂れない状態が続く場合は点滴治療が必要となるため、速やかに医療機関を受診してください。
Q2:スポーツドリンクと経口補水液はどう違うのですか?
A2:成分の構成比が根本的に異なります。スポーツドリンクは運動時の発汗対策として糖分が高く塩分(ナトリウム)が控えめに作られていますが、経口補水液は下痢や嘔吐で失われる水分・電解質を素早く小腸で吸収できるよう、ナトリウムが高めで糖分が低く調整されています。胃腸炎の脱水補給には経口補水液が圧倒的に適しています。
Q3:便が少しゆるい程度まで回復したら、普通の食事に戻してもいいですか?
A3:普通便に戻るまでは、油っこい料理や刺激物は控えるのが鉄則です。ウイルス性胃腸炎で損傷した腸粘膜の微絨毛が完全に再生するまでには、症状消失後も数日から1週間程度かかります。治りかけに焦って揚げ物やアルコールを口にすると、腸炎が再燃して下痢が長期化することがあるため、段階的に食事を戻してください。