出版大手によるトップタレントの囲い込みは、近年稀に見る白熱ぶりを見せている。牽引役となっているのは、グラビア文化の王道を走り続ける集英社と講談社の2大巨頭だ。集英社が誇る『週刊プレイボーイ』や『週刊ヤングジャンプ』では、青年誌ならではの圧倒的なビジュアル表現と物語性のあるグラビアを展開。新人発掘から大型写真集の刊行までを一貫してプロデュースする盤石の体制を敷く。
対する講談社も、写真週刊誌の旗手である『FRIDAY』を軸に、スクープ性の高い撮り下ろしやデジタル限定写真集を矢継ぎ早にリリース。スピード感と大胆なアプローチで読者の視線を釘付けにしている。両社が競い合うように新たなスター候補を起用することで、グラビアシーン全体のクオリティと露出の機会が底上げされているのは間違いない。